架空のファミカセ展示会 存在しないゲームをアートに
坂上聡之(METEOR店主)
東京・西荻窪で私が営む雑貨店METEORでは、今年で19回目となる「わたしのファミカセ展」を開催中だ。ファミカセすなわち、ファミコンカセット。1980年代に一世を風靡した任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」のゲームソフトのことだ。
千を超すタイトルが発売されたが「わたしのファミカセ展」の出品作は全て存在しないゲームだ。応募者はそれぞれが思い描いた架空ゲームのラベルをデザインし、ファミ...
関連企業・業界