かながわサイエンスパーク(高津区)西棟にある県立川崎図書館(【電話】044・299・7825)が「家庭用ゲーム機」をテーマにした企画展を開催している。昔懐かしいテレビゲームの実機から、ものづくりの矜持を示そうというユニークな展示に中高年ファンが足を運ぶなど、話題を集めている。
10月11日(水)まで前後期に分けて行われているこの催しは今年、家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」が発売から40年を迎えることにちなんで企画された。
ファン熱望の展示も
展示は、テレビにつないでプレイする「据え置き型」のゲーム機が中心。ファミコンやスーパーファミコンといったよく知られる機器から、メガドライブ、セガサターンなど熱心なファン熱望の実機も並ぶ。これまでに発売されてきた家庭用ゲーム機の変遷がわかる年表などもあり、当時慣れ親しんだ世代の来館者が興味深げに見入る姿も数多くみられるという。
企画展では、家庭用ゲーム機を通じ、ものづくりへの関心を高めてもらおうと、図書館という特性を活かし、開発事情や使われている技術に関連した図書や雑誌を閲覧できる。同館スタッフの堀田桃香さんは「実際にゲームを楽しんだ世代の方は懐かしんでいただき、未経験の世代は新鮮な気持ちで眺められる展示なので、ぜひ足を運んでもらえれば」と話している。
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