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【技術教師旅】シャープミュージアム

今回は、奈良県天理市にあるシャープミュージアムに行ってきた。
櫟本駅から徒歩で15分、古墳やお寺など重要文化財が点在する天理の道を歩くと、山の中にシャープの工場が現れる。
 


出入り口の受付で、「シャープミュージアム見学させてください。」というと、「展示物の電源を入れるので、15分くらいお待ちください。」見学者は私一人だけだった。
 
展示室入り口には、『まことの心をもって くじけず 仕事をしていれば いつか必ず 勝利者になれる日が来る』心の中から力が湧いてくるような、シャープ創業者である早川徳次の言葉の数々が紹介されている。
 


シャープが開発したシャープペンシルの数々。シャープペンシルの反対側にハサミ、体温計、方位磁石、万年カレンダーの機能を持たせた変わり種多機能シャープペンシル、見た目もかっこいい。今でも通用するんではないか!?
 


シャープと言えば、40代の私は液晶テレビを思い浮かべるが、ミュージアムを見学すると実に多くの製品を手がけていることがわかる。ラジオに始まり、テレビ、電子レンジ、電卓、携帯、太陽光、洗濯機。シャーペンの製造会社が、ここまで幅広い電気機器を手掛けられるようになったことに感心されられる。
 


中には、こんな物まで作っていた。ツインファミコン
 


「もう手放せない、と言わせます。」シェーバードライヤー
 


これまでの日本の経済成長を支えてきた、家電メーカーの展示は、時代の変遷を感じられるとともに、LG電子が「曲がるテレビ」を2023年1月に発売するというニュースが出ているが、本来は日本企業にこういった新しい製品を生み出してもらいたかった。
いち中学校の教師に何ができるかは分からないが、日本人から新たな価値のある製品がこれからもたくさん生み出されるようにしていきたい。
 
『シャープミュージアムHP』
https://corporate.jp.sharp/showroom/

『日経新聞記事』
 LGが曲がるテレビ 曲がり具合を20段階で調整可能
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC0193Q0R01C22A2000000/
 

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