スーパーポテト、レトロゲームブームで相場は2～3倍に高騰

レトロゲームの価格が高騰を続けている。もともと外国人からの需要が高かったが、近ごろは日本人からも注目を集めているとのことだ。理由や背景について、「スーパーポテト秋葉原店」に話を聞いた。

海外では定番、国内ではレアものに需要

言語不要の定番ものが海外で人気
相場は半年で3倍に

レトロゲームとは、ファミコンやスーパーファミコン、ニンテンドー64や初代プレステなどの古いゲーム機やそのソフトを指す。

定番人気のスーパーマリオや星のカービィのソフト

「レトロゲームは海外では10年前から徐々にブームになってきていました」とスーパーポテト秋葉原店（運営：J・フィールド、東京都千代田区）の小村和永店長は話す。当初はヨーロッパでの人気が高かったが、現在では中東諸国からのお客が増えており、需要の高まりを実感しているという。もともとゲーム文化が根付いてなかった地域にも広まっている。

人気が高いのは、スーパーマリオや星のカービィ、ゼルダの伝説やドラゴンクエストなど、定番系。キャラクターに人気があることが特徴だ。特にカービィはぬいぐるみも一緒に購入していくお客もいる。

第554号(2023/02/25発行)21面